不動産用語集
あ行
アスベスト(石綿)
天然に産する繊維状ケイ酸塩鉱物で以前はビル等の建築工事において、屋根材や断熱材、被覆材で使われていた。じん肺、肺がん、悪性中皮腫の原因になるといわれている
移転登記(所有権移転登記)
不動産売買における所有権を、売主から買主に移すための登記のこと
インスペクション(建物状況調査)
中古住宅の流通において売主の希望があれば、建物の劣化状況や欠陥の有無を調査報告をするインスペクションの業者の斡旋をすること。中古住宅の取引においては重要事項説明書にインスペクションをした場合に買主に説明する事が求められます。
た行
宅地建物取引士(宅建士)
宅地建物を取引する際に購入者の保護のため、重要事項の説明や売買契約書の署名捺印等をする国家資格者。
長期修繕計画
マンションの長期的な維持管理のための、共用部分のメンテナンスを計画的に行うための計画書。外壁、共用通路、エレベーター、給水排水設備などのメンテナンスを行います。
これらの内容を新築時にまとめたものを、ちょうきしゅうぜん計画書と言う。
長期譲渡所得・短期譲渡所得
所有期間の違い(5年を超えるか超えないか)によって税率が変わる 譲渡価額 - (取得費+譲渡費用)-特別控除で利益が出たものに課税される
手付金等
買主が物件の売買契約時に支払う手付金。購入の証明であったり、解約時の解約手付の側面もあります
登記簿
ここでは不動産登記簿の事。
不動産登記は、土地・建物に関する権利関係などを記録して、社会に公示するための行政上の制度。
不動産登記以外には会社の登記がある。
取引事例比較法
不動産価格を決定する上で、一つの大きな指標となる価格算出方法。
物件の周辺現場や同じ建物内の取引の事例を元に算出する方法。物件の売り出し価格の参考とします
な行
内見
買主様に物件の見学をしてもらうことを言います。それ以外に内覧という言葉も使いますが、こちらは新築時の場合に内覧会という意味合いが強いです。
は行
媒介契約
不動産を売買する前にこの不動産会社さんに売買の媒介(仲介)を依頼する際にする契約の事。媒介契約は3種類あります
媒介報酬(仲介報酬・仲介手数料)
媒介(仲介)により売買・交換・貸借が成立した際に不動産会社に支払う報酬の事
不動産買付証明
不動産を買いたいお客様が、売主様に対して、この物件を買いますと証明するための書類。その後売主様が了承すれば売買契約に移ります。
ポータルサイト
不動産ポータルサイトの事、アットホーム、スーモ、ホームズが3大不動産ポータルサイトです。
ら行
両手・片手
不動産売買の売りと買い片方だけする場合を片手。同一物件で売りと買いの両方をする事を両手と言います。
レインズ
Real Estate Information Network System (不動産流通標準情報システム)の略、不動産会社が物件の情報を広く知ってもらうためのサイトで、売買も賃貸も仕入れ用の情報として使っています。